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うさぎと暮らす野鳥好き

nasu00012009-01-05

▽せしせっつんに金時ニンジンを与える。日常業務。
▽植物にハイポネックスを与える。
▽同僚Mから沖縄みやげをもらった。誠にありがとう。
▽丑年である。とはいっても「だからどうだ」ということは別にない。牛丼が、和牛焼肉が、オージービーフがこの一年、安くなったりするというわけではない。生活に関係があるとすれば、年賀状に描くイラストを牛にするということぐらいだ。それさえも、「賀状に描かれているものは記号だ」というみなの了解があるわけで、例えばにょろっとしたものに爪のようなものでも描いておけば「これは龍なのだな」と了解されるのだし、爪がなければ蛇なのである。牛は四本足のナニカを描いて頭に角をつけておけば、それを牛とみないほうが「どうかしている」のである。あなたにサービス精神があるなら白黒に染め分けて牛のなかの牛、ホルスタインを気取ってもいい。ブチが細かかった、と言っても角(のようなもの)がある以上、ダルメシアンと間違えるのは間違えたそいつが悪いのだ。だいたい賀状になぜダルメシアンなのか。理解不能である。
▽牛は今ではうまい肉としか認識されていないが、内燃機関が発明されるまでは重要な移動手段であり、耕作機関、あるいは動力だった。その当時はあたかもベンツのように価値のあるものだったのだ。だがベンツが内燃機関を、自動車を発明するとただの肉になりはて、牛にベンツとしての価値はなくなった。牛はベンツだったのにベンツにその地位を奪われ、今ではベンツしかベンツの価値を持っていない。
竹富島に行った時に、水牛があたかも年代もののベンツのように大切にされていて、なにかこころあたたまる思いがした。牛を食べれば心も体も暖まるが、そうでない暖まりかたもある。
▽せっつんは金時ニンジン、サクラチップスを食べた。