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うさぎと暮らす野鳥好き

nasu00012009-08-05

▽せしせしはニンジン、小松菜を食べた。ケージの大掃除。
▽あまり外食をしない、というのは喘息を病んでいて、タバコの煙があると発作がおきるためである。空気の籠った店内で吸われると、つらい、というよりも死の恐怖を感じる。店内禁煙のイキツケを作るのが正しい解決方だと思うが、イキツケというものもまた、それはそれで面倒なものだ。「都会では誰もが匿名希望者」だ。そういう居心地の良さを手放したくはない。
▽レストランというか料理屋というか、そういうミドルクラスの場所より下であろうと思われる牛丼屋とかフジ蕎麦の類になると、カロリー摂取という目的に特化している為か喫煙の人がほぼいないので、逆に心安らかに食事ができる。が、ロウアークラスであるゆえのウィークポイントはある。
▽今日は駅の蕎麦屋に行って春菊天蕎麦を食べたのだが、両どなりは50代のサラリーマン風の男だった。左どなりのやつは箸をいっぽんずつ右手と左手に持ってオキアミのカキアゲと格闘していたし、右のやつはコップの水を口に含むとなんとうがいをし、食べ終わってまだ若干汁の残っている丼に吐きだした。こんなやつ初めてみた……。一瞬にして食欲はなくなり、吐き気を抱えつつ店を後にした。
▽それでも死の恐怖と闘うよりは、まし、という気分がどこかにあるが。
▽コンビニ弁当で内食、ということのスバラシサは以上のような環境の上に成り立っている。
▽「……ということの……は」というフレーズは「街道をゆく」から感染った。
▽せしせしはニンジン、小松菜を食べた。
司馬遼太郎街道をゆく モンゴル』。やっとモンゴルに来た。