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うさぎと暮らす野鳥好き

nasu00012014-11-06

▽せせせにニンジンを与える。
▽晴れ。
▽「へんな国だなー」とか「システムが間違っとるよなー」とか、生活をしていると日々思うわけだが、この感覚と一揆の人々が感じていた感覚は同じものなのかどうか?
一揆の人々が抗議する相手は「お上」で、自分たちには責任のないただの他人だ。被支配者は支配者に対してなんの責任もない。あたり前だ。
▽つまり、違うのは個人が社会に責任を負っているかどうかってところだけれど、そもそもこの社会の成り立ちなんて、ワシにほぼ責任ないよ。選挙の一票分だけでそのセキニン(と税金)を負えという論理が飲み込みがたい。
▽280円の牛丼屋の店員は280円分の責任しか持たない。
▽骨塩室ってなに?
▽単純に骨塩量をはかる部屋か。骨と塩ってなにか不吉な語感が。気にし過ぎか。
▽蟻を殺す殺すつぎから出てくる  尾崎放哉
▽なにかリトル・ミイ的な。
ムーミン(とヤンソン)も昨今、いろいろ解釈だの解説だのがされているようだが、あまりそういうのを読もうという気にならない。ワシは自分がどう受け取ったかそれだけで満足できる。好きな本については何回も読み返すし、20年前と今では違う読み方ができる。それだけで十分ではないか。
▽他人がどう受け取ったかなんてどうでもいいし、もっというと作者の意図すら大した問題ではない。はず。
▽ミイのみならずすべての人が異形。異形のなにものかが闘争なしに生活している。そして暗い。北極圏的暗さ。彗星、モラン、飛行鬼……。この暗い静かな部屋が人の心を安静にするのかもしれぬ。あるいは精神病院にも似ている。フィリフヨンカ、スヌスムムリク、ヘムル……。異形の人の群れの中で人は最後の安寧を得るのではないだろうか。
ムーミンもピーナッツもキャラクター商売になるようなものではないけどな。ワシの中では。もっとなにか繊細なものだ。ピーナッツについては全部読んではいないけど。
▽落語に「ぞろぞろ」ってのがあったな。
▽わりと好きな話。
▽せせせにニンジン、乾燥パパイヤ、固形飼料。日常業務。