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▽せせせにニンジン、チンゲンサイ、固形飼料を与える。
▽電車に乗ると「混雑してっから互いに声掛け合って降りるよーに」とか言われる。それを聞いて「小学校かよ？」と思うわけだが、しかし「声を掛けながら降りる」なんてことをやってるやつはほとんどいない。降りられない人が「降りますー」って叫んでいるだけだ。
▽ラッシュアワーに電車に乗るようになって、東京の過密さというものを実感している。
▽電車の中はなんとなく6割ぐらいの人が風邪を発病している。こんなに過密に単一の生物が群れていてよく死病のパンデミックが起きないモノだと感心する。他の生物ならほとんどあり得ないんじゃないだろうか。シャーレの中のカビでさえウイルス病で消えていくというのに。
▽おかしい。なんでだ。水道水のなかに抗生剤を入れられているのではなかろーか。
▽あー池野恋は岩手出身なのか。だからか。理解。
▽旧海軍の艦船の中でなにが一番良い物かといえば、やっぱり伊号400潜（＋晴嵐）だと思う。ま、語弊はある（ありすぎる）が「夢がある」としかいえないなにかが詰まっている。
▽『辻占の文化史』。……高けえ!!　興味はあるが8千円じゃとても買えぬ。
▽こういうものになんだか知らないが昔から興味があって、2000年ごろには実際におみくじも採集していた。おみくじといっても、寺社以外にいろんなところで見つけることができる。純喫茶のテーブル。ゲームセンター。あるいは駄菓子屋。
▽実際の辻占。ちょっとそれるが、耳袋とか都市伝説とか。そういうもの。あるいはライアル・ワトソン。松谷みよ子。もっとそれるが遠野物語。明治百話（は……ちょっと違うか）。とか。
▽こういう興味は「不思議大好き!」とか「世界って驚異に満ちてますねっ♡」とかそういう話では全然なく、事実と物語の間というか、実際に起こったことが物語に生まれ変わる瞬間っていうか、物語の源泉というか、まだ物語化していない物語というか、そういうところへの興味。
▽あるいは最小の物語とはなにか、という。「失物出ず」は物語か。遠野物語の3行から溢れ出る世界。圧縮／解凍されている物語。
▽「中学生の頃、豚の眼の解剖やらなかった?」「やった。レンズが……」「レンズなんだよね!」……というのは実際の辻占。2014年7月14日採集。
▽だいたい私の頭の中ではそういう感じのことが渾然一体となって、おなじような問題として捉えられている。「おみくじとか辻占に興味があるんだよねー」というとほぼ完全に誤解されるが。
▽ま、その問題とは関係ないと思うが、（最近めっきり少なくなった）電話ボックスに貼ってある手札判のピンクちらしにも興味があって採集していた時期がある。採集しても裏に両面テープが残るから、その処理がめんどくさい。「こういうのに興味があるんですよねー」って一緒にいた知り合いに言ったら「奥さんいるのにーダメだよー」って当然のごとく誤解された。
▽せせせにニンジン、固形飼料を与える。日常業務。