βθ

うさぎと暮らす野鳥好き

▽朝も海霧ってる。
▽初めて「虫愛ずる姫君」をざらっと読んだが、この主人公は科学の人だね。愛玩というより、観察している。ものの本質を見るのだ的なことも語ってるし。
▽文章書くのにひらがなでなくカタカナを使うみたいな記述もある。きっと虫の名前もカタカナで書いていたんだろ。
▽ある種、普通の現代人。「けらを」とか「ひき麿」とかネーミングセンスもなかなかいい。
▽「パイプの煙」の2巻目。團伊玖磨の与那国紀行がひとつ記載されている。多分、團が訪れたのは1960年代後半。風葬の墓の記述。無数の骨が重なっている。土地では大和墓とか屋島墓と呼ばれているらしい。
▽あきらかに地元の風葬の跡なのに、なぜ大和とかそういう呼び方をしているのか。
▽今日もスーパーに行って「(多分)あんまり増えないわかめちゃん」を買って帰る。パッケージには「日本の三陸地方に近い気候・風土の良質な中国大連産わかめを……」と書いてあって笑う。「日本の三陸地方と一切なんにも関係がない大連産のわかめ」を使用してむりやりそういうふうに書くわけだな。すげー精神力。
▽つーか、今三陸産は売りにはならんだろ。(ほんとの)増えるわかめちゃんも、韓国産のやつは売り切れてたが、三陸産のは売れ残ってたよ。