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うさぎと暮らす野鳥好き

▽野間美由紀なくなる。『アトモスフィア』はもうちょっと読みたかった(「パズルゲーム」も「インテリア」も「ジュエリー」ももうおなかいっぱいだったけど)。
▽一番印象に残っているのは、飲みにくい喘息の薬を子供に飲ますための仕掛けが謎解きになっている話で、そのピンクの薬は子供の頃にすごく馴染みだったので、もしかすると野間さんもそういう子供時代を送ったのかもしれない、と「パズルゲーム☆はいすくーる」を読みながら考えたりもした。
▽マジカル・ピンク。
▽あの、まったく効かないような、まずい、ピンク色の顆粒の味は、もううっすらとしか覚えていない。
▽野間さんは最初期の頃からネットでうろうろしていて、自作サイトにBBSを開設していたので、そこでちょこっとやりとりをしたことがある。
▽いやー、インターネットじゃなく、パソ通時代のフォーラムだったかもしれない。
▽久しぶりにその自作サイトを訪ねたら、もうBBSはなかった。

▽「手数料の支払いの場合、貼付する印紙の金額が納入すべき額と相違していると、不足の場合はもちろん多過ぎる場合も「書類不備」の扱いとなる」ってwikipedia収入印紙の項目に書いてあったんだが、なんでこんなことを決めたのか。
▽切手でこんなことやったら、例えばはがきに、今100円切手しかないからそれ貼って出したろって出したら、63円じゃないから差し戻しますって返ってくるわけだ、おかしいだろ、それ。
▽風呂の窓周りの清掃。
▽奥さま「初七日ももう終わってるよね」
▽わし「神道だったら十日祭か」
▽奥さま「キリスト教だったら復活祭」
Rallying round the flag - Covid-19 has given most world leaders a temporary rise in popularity | Graphic detail | The Economist
このエコノミストのページにアベの支持率は28パーセントとある。国内メディアとの乖離はなんだろう。

http://nishiizu-yamabiko.com
島尾敏雄を鹿児島県立図書館奄美分館の館長にしたのは椋鳩十なのか。知らないことがいっぱいあるなあ。
▽そのうち『山窩調』はよまなくてはいけない。のかもしれない。
▽動物小説がどーとかって言われるし、確かにいっぱい読んだが、一番心に残ってるのは『日高山伏物語』だけどね。特に増える醤油の話は忘れられない。
▽主人公の山伏氏はケチ、吝嗇が過ぎる人物。
▽醤油をなにかに「かける」なんて使い方は、もったいなくて心が痛み、できないのだ。
▽だから、箸を醤油にさしこんでねぶる、という使い方を家族に奨励した。
▽するとどうだろう、唾液が醤油に混ざり込んで、使えば使うほどに醤油が増えていくではないか。
▽これはすばらしい。
▽みたいな話がしこたま乗っている、教科書には到底載りそうもない小説だった。

自動車税の通知が来る季節になって、世のというか、ま、ついったー民しか観察してないけど、納税意識の低まりの高まりがすごい。
▽日本の「税」がいわゆる税ではなく、年貢に近いものだと民衆にバレてしまった結果だ。
▽税はみんなのお金を集めてみんなのために使うものだ。
▽つまり税は支払っても我々市民のものだが、年貢は払ったら奴らのものになる。
▽税は払うけど年貢は払いたくない。そういう気持ちをみんなが抱いている。