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うさぎと暮らす野鳥好き

nasu00012004-12-02

840
起きる。うさぎに餌をやったり、巣の掃除をしたり。風呂をわかす。ご飯を炊く。

1030
福山通運来る。ちょうど、食器を洗っていてわからなかった。電話をならしてもらってようやく気づく。よかった。iBook引き渡し。修理のため、多分一週間は(……それ以上?)帰ってこない。風呂はわかしたが、この受け渡しが遅くなっていたら入れないところだった。風呂に入ってから料理。にんじん、キャベツ、ネギ、トリモモをいれて、味噌で煮込んだ鳥汁。ふと中学校の家庭科でならったケンチン汁なるものを思い出す。それ以降、私の人生にはほとんど登場しない。ケンチン汁の定義もわからない。定義がわからないので、ひょっとするとしらないうちに自分で作って食べていたりするかもしれない。はっ、さては今つくったやつも……?

ケンチン汁について。鎌倉時代、謙珍という禅宗の坊さんが1211年に鹿児島は指宿で発明したらしい。謙珍は越前出身。

1211
出発。家をでて職場に向かう。弁当宅配の原付きに轢かれそうになる。途中の公園、櫟(クヌギ)の葉が大量に落ちていたので、欅(ケヤキ)とともに拾う。帰りには櫻(サクラ)も拾う予定。これはうさぎの副食物。「轢」と「櫟」の掛詞。いや、掛詞じゃないだろ。

1310
日比谷線でとなりあわせた中年(をだいぶすぎた)勤め人ふうの男が〈せんじゅうきょう〉と大書されたファクスを読んでいる。〈せんじゅうきょう〉のマップらしい。今日、先住民解放戦線協議会の例会が開かれるのだ。疲れたパグみたいな顔をしているあの男の、頬に溜まったコレステロールの下に隠された闘志をみのがしてはいけない。〈せんじゅうきょう〉バンザイ、解放闘争ニ勝利セヨ!

1530
蕎麦屋。メニューにないおかめ蕎麦を注文すると、できてきた料理はおやこ丼だった。いいよ、いいよ、といっておやこ丼を食べる。ここのおやこ丼は以前は絶品のうまさだったが、3、4年前から急に味が落ちた。原因不明。料理を作っている親父はかわっていないと思う。双子の味覚の悪い方とか? ……ありえない。

その後、昼休みに入った店員は店の隅で昼を食べている。ちょっと覗くと店員はおかめ蕎麦を喰っていた。なんだかしらないが、すごく腹が立つ。レジでお金を払おうとするが、受け取らない。気分がいいのか悪いのか、まったくわからない。

1930
職場を後にする。地下鉄の入り口に業務用のコーン缶をつるした吸い殻入れがあって前からむかついている。朝、出社の際。この階段をあがるとかなり高い確率でモクモク、ボヤが起こっていて、しかも風向きの関係で煙は階段を下向きに下がってくる。下向きの煙突。そもそも朝は体調がよくない私は、臭い煙にまかれ、もう吐く寸前だ。

と、いうようなこともあって、(そのあたりの人口密度が低いときに)その缶は捨ててしまうのだが、しばらくすると新たな吸い殻入れが不死鳥のごとく復活する。最近数回は、50メートル以上はなれたいろんなところに捨てているのだが、どこに捨ててもその缶が戻って来るようになった。恐怖を感じる。

2040
公園でサクラの枯れ葉を拾って帰宅。枯れ葉になってもサクラはサクラ餅の匂いがする。