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うさぎと暮らす野鳥好き

nasu00012004-12-03

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起きる。うちの奥さまは一時間前に仕事にいった。うさぎに餌をやったり、巣の掃除をしたり。ご飯を炊いたり、タイカレーをつくったり。家を出るときにうさぎにキンカンをあげる。うまそうに喰う。

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子供の頃、〈コーヒー色をした牛からコーヒー牛乳が〉とかいう話があった。都市伝説? いや、農村か。いやいやいや。そもそもそんなものじゃないだろ。しかし、牛からでたコーヒー色の液体なんて飲みたくないな。乳腺炎だろう、その牛は。

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駅を快速が通過した後、さらに試運転の列車が通過していく。車両は新しいのに上に乗っているクーラーだけは古い。

列車内は日に照らされてあたたかい。心地よい日光との蜜月を遮る輩がいる。勝手にブラインドをひくなよ。カンパツ入れずに私が開けたりするとどうなるんだろ。

途中の駅で乳児を腹にくくりつけた母親が乗ってきたので席を譲ろうとすると〈座ると泣いちゃうからー〉といって座らなかった。

1530
公園の向かいの奥まったところにあった〈昭和30年代屋〉は、最近前を通ったらつぶれていて、ただのオフィスになっていた。ほんとにただのオフィス。普通のオフィスにおかれるた色鮮やかなマッキントッシュはほんとに違和感ありまくり。

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職場の近くに区民施設があって、その中の食堂へ行く。ここのすごいところは、ご飯がいくらでも大盛りになるところだ。ミノ語でいうオジョウサンが〈ゴハンコノグライデイイデスカ?〉と聞いてきたら、〈もうすこし〉と答えること。〈コノグライ?〉〈もうすこし〉とどんどん繰り返すと、いくらでも増えていく。

サラダもご飯も盛り放題だったあの学食を思い出す。150円でご飯としば漬けとサラダのサラダ定食が食べられた。ロハだったしば漬けが〈定食〉感をなんとか醸し出していた。

1820
給湯所に入れかけのコーヒーがある。だれも見ていなかったので、ドリッパーを自分のカップに掛け替える。自分のコーヒーを取り終えたあと、お湯を足して、戻しておく。

コーヒーは〈飲みにくい牛乳に混ぜ、少しでも飲みやすくする〉ためにヨーロッパに導入された。それほどまでして牛乳を飲まなくてはならなかった事情は、仔牛肉の需要が広まり母牛の牛乳が余ったためで、牛乳を搾らないと母牛が乳腺炎になるためだ。

乳腺炎の牛から搾った牛乳は、コーヒーと混ぜた牛乳と見分けはつかないが、コーヒーと混ぜない牛乳よりももっと飲みにくい。