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うさぎと暮らす野鳥好き

nasu00012006-06-16

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うさぎにサントウ菜を与える。日常業務。

なんというか世の中の評価にたいする違和感を感じる作家が、何人かいて、それは、まあ「なぜこの人が評価されないのか?」という方向ではなく(つーか、それはいっぱいいる)、逆に「なんでこの人が評価されているんだろう」というベクトルであるがために、人にはあんまり言ったことはなかった。が、今日ちょっと同僚Tに話したこともあってなんとなく堰が外れたので書いておくと、それは手塚治虫とか、夏目漱石とか、宮沢賢治とかなのだった。まあ確かに、その世界、大枠を作った手塚、夏目の功績っていうのはあるんだろうし、その世界の中で十分楽しませてもらっている以上、別に何のクレームもないのだが、実際のまんがなり小説は私には不要のものだったりする。特に手塚は。手塚のまんがは、私には「つまんないテレビを見ているみたい」に感じる。私にはなにも訴えてはこない。作品と私との間にガラスの壁みたいなものがあって、作品に近づけない、手に触れられない。作家がその作品を描く動機となった気持ちというか、衝動みたいなものがなにも伝わってこないのだった。同僚Tは手塚を楽しんでいるらしく、それはうらやましく感じる。もっと初期の作品を読むべきだというアドバイスを得たので、それはそのうち実行してみることにする。

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せしせしはサントウ菜、ニンジンを食べた。

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うちに帰り着く。やっと風邪がなおったと思ったのに、帰りの東西線東京メトロ)でぶり返した。ほんとに、なんであんなに寒くするのかのう。

街に向かう鈍行
羊の群れ離れテラヤマと来るMcDonald's  悪茄子

東京に出て鳴く蛙なく夏の夜の
雨音聞きつ眠りに落ちむ  悪茄子