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1012
うさぎにニンジン、葛、ハルノノゲシを与える。日常業務は奥さんが。

1710
上野に。藝大で古屋誠一さんの講演というか授業（聞き手は伊藤さん）。いつもの適当メモ。

いつもの（写真集制作の）作業は「ぼくを救うための作業」だった。今回の本ではそれは避けたい、ということがあった。
本当のことは別なところにあったんじゃないか。そこに近づくのが怖い。自分がウソをついてるんじゃないか、それではもうダメだ、と。彼女との関係を自分が傷つかないように発表してきたんじゃないか。
生きているときよりも親密に付き合っている。生きて生活している時よりも、もっと強い力で彼女をぼくの人生の中で生かし続けている。
最終的な目的としては、彼女がどうして死んだか、とかそういうことではなく、自分がいったいどういうものであるか、追究していくための、写真は道具だ。

2121
駅近くで打ち合わせをして撤退。書名未だ決まらず。

2314
せっつんはニンジン、葛、ハルノノゲシを食べた。