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うさぎにニンジンを与える。日常業務。

沖縄に行く前には読まず、帰ってきてから読む『沖縄・離島情報』。

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太田省吾さんが亡くなったようだ。ずっと微妙な距離で関わっていたのだけれど、結局、一回も会話することがなかった。

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「服を買う」ということで街をウロウロした昨日だったが、結局、キッチン小物や本などしか買わなかった。店員の密度の濃い、あの服屋の独特な雰囲気が（『げんしけん』の斑目のように）苦手で、どうしても雑貨屋、本屋などに気持ちが逃げてしまう。気持ちだけでなく身体も逃げてしまう。本屋、古本屋は、こうなんというか、物質というか、文字の力が押し寄せてきて疲れてしまうのでそんなに長く物色することはできないが、キッチン雑貨の店になら、いつまでだっていられる。「うちにあるあのコップにこのソーサーはあうだろうか」とか「このカップのこの把手がもうすこしこうだったらなあ」とか「なぜこんなロゴを入れる?」とか延々と考えて店内をぐるぐる回る。私は物でも服でも無意味な文字が入っているのが嫌いだ。それはさておき、今日はリベンジなので、気持ちを強く持って雑貨屋等には目もくれず、街をウロウロすることにする。ポール・スミスとかギャルソンとかを回ってみるも、どうもいまいちピンと来ない。この時期、夏物はまあ必要なので、前から気になっていたユニバーサル・ランゲージという店で買ってみる。店員密度も薄いし、値段的にも半分以下（店員密度が薄くて、安いのがいいのなら、ユニクロにすればいいんじゃないの?）。いやいやいやいや。別にユニクロは嫌いじゃないが、Tシャツと靴下ぐらいだな、買うのは。服を買った後、ジュンク堂に寄って帰宅。

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せしせっつんにニンジンを与える。

■行きに『沖縄・離島情報』（平成19年夏秋号）、帰りに柳田国男『海南小記』