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うさはニンジンとニンジンの葉。その後イチゴ。日常業務は奥さんが。

以前住んでいた日吉に9千年ぶりぐらいに降りてうろうろしてみた。日参していた定食屋がまだそのまま営業していてびっくりした。
みすずの本ばっかり売っていた、感じの悪い店主のいる古本屋が潰れていた。近くにあるエロ主体の方はまだ生き残っていて、胸がすく、というのはこういうことだ、とか思った。違うか。生き残っていたエロ主体のほうで一冊買ってみた。人あたりが非常によい。ほんと、こういう店だけが生き残るといい。いや、エロ本屋だけになれ、ということではなくってだな。
知らない店の合間に、以前から変わらぬ覚えている店が点々とあり、それでいて全体的な雰囲気は同じなので、記憶の方がモザイク状になったようで非常に気持ちが悪い。気持ち悪さが祟り、ナツカシイモードに入りそうで入らない。
「風景」だったところに新しい店が建っても、以前何の店だったのか思い出せない。自分が使ったことのある店なら「あの店がなくなっている」と分かる、ということはある。
友だちが昔バイトをしていた文具屋で買い物をして目的地に向かう。

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せしせしはいちご、ちんげん菜、人参を食べた。