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▽せしせしにニンジンを与える。日常業務。
▽……とかなんとかいいながら「昆虫主義」読み進み中。しかしデリダってみんなほんとに好きなの?　あれって一瞬芸じゃないの?　ってまあ、よく知らないんだけれど。
▽「片思いの子と連絡とりたい」（読売新聞）。ま・さ・ひ・ろ、なぜだ。向こうは覚えているに決まってるよ。あんな人いたな、ぐらいかもしれないけど。そしてこっちからメールを送ればいいとこ困惑、だいたい迷惑することは事実。それでもここはやっぱり前進するべきでしょ。中華人民共和国国歌のように「前進! 前進！ 進！」と歌いつつ突撃するべきで、ここで行動しなければ「未練」どころか当分敗北感を抱えて生きて行くはめになる。もちろん結果はついてこない。付き合えるはずはない。それはそうかもしれないが、オスと生まれたこの命、運命とあきらめて正しく砕け散らなくては。そして猪突猛進な恋心というものは自分の殻を割るのに一番有用な梃子なのだと知れ。人生これほど強い衝動はなかなか訪れることはないのだ。そしてまさに今、そのチャンスが到来している。あるいは失敗惨敗意気消沈という昨今なかなか得られない経験を手にできるチャンス。そういう事態に、女の子のことは忘れておとなしく勉強してなさい、ってなんの「人生案内」だよ。そうでしょう、そうでしょう、昌弘はそうやって冒険もせず、傷つきもせず、殻がついたまま生きてきたんでしょう。でも、東京A男にそんな人生を「案内」するなよう。
▽せしせしにニンジンを与える。
■ユリイカ「昆虫主義」。悪態をつきながらも全部（モギ氏の対談まで!）読んだ。