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うさぎと暮らす野鳥好き

ヤカンの旅(飛騨、越中、越後編)

nasu00012011-02-26

▽宿で朝食。
▽投宿した宿の玄関。今日は快晴。

▽朝、白川をうろうろする。カケス3羽。「集落の裕福な感じ」の謎がある程度とける。
▽合掌集落に泊まってるのに、合掌家屋をなぜ撮らないのか。
 
▽やかん。

▽やか……鉄瓶。

▽とりあえず合掌造りも撮ったよ。

▽9時45分。タクシーで五箇山にある菅沼集落に。タクシー内で「集落の裕福な感じ」の謎がさらにとける。関電なー。いや、タクシーってのはおもしろい乗り物で、おいしい食事どころとか、土地の裏話とか、いろいろ旅行者には一番収集しやすい場所。
▽菅沼ではミソサザイエナガがいた。エナガは一番好きなトリ。ま、一番はいっぱいいるんだが。あと、シジュウカラではない、よくわからないカラ。
▽菅沼は今回来た場所のなかで一番好きかも。あまり観光の嵐に揉まれていなくて落ち着いている。
▽これが菅沼の合掌造り。

▽合掌集落のある場所は富山と岐阜の県境付近にまたがっていてそれを一体化したマップとかがあっても良さそうなものなのにまったくない。岐阜サイドからは白川しか見えていないし、富山からは五箇山しか見えていない。県とか行政はほっといて、村民レベルでもっと一緒にやるべきなんじゃないの? 今回の旅では県境が、結構高い壁に見えたな。
▽菅沼からバスで城端へ。城端も氷見も普通には読めないだろう。じょうはな、ひみ。氷見はブリっていう特産物があるから結構有名だけど。

▽「城端を舞台にしたアニメーション」とかポスターが。白川にも似たような話があって、前回の旅行の熱海でもあった。いや、ワシらは別に巡礼してるわけじゃないんですけど(笑) ゲームとかアニメに舞台を設定して、巡礼を奨励するのが流行ってるのか? アニメ・ゲームにほとんど興味がない私でも、それ以外のものがまだいくつかは思いつく。
▽ま、なにかしらの作品の影響をうけてそこにおもむく、というのは悪いことじゃないよな。私で言えば三毛別とか、吉村昭の「羆嵐」がなければ絶対いかない場所だったしな。
城端の駅前にはなんにもない。街の中心は駅からはなれている。
城端線は女子高生の集団でいっぱいだ。
▽高岡でブリ寿司とマス寿司を購入。
▽高岡の駅の右手にある駅前ビルの雰囲気が強烈。なんだこれ。どう表現していいのかわからない。スラム……というには建築がかっこよすぎる。

▽駅ビル、地下街もいい雰囲気なのに、立て替えが決まってるんだそうな。今の駅の顔はみんなおんなじになっちゃってどこの駅に降りたのかが全然わかんないんだから、こういう違う風貌を持ったのは残しとくほうがいいんじゃないかと思うが、ま、それも大変なんだろう。
▽高岡の駅裏には大きな東洋紡の工場があった。そういう土地か。はくたかの車内でさっき買った寿司を食べる。ブリ寿司はカブとかを使っていて、見た目はかぶら寿司に近いけど、全然別物。こちらは酢飯のただの押し寿司。むこうは漬け物、麹漬け。具材の厚みも多分1/10ぐらい。

▽越後湯沢で越後もち豚すきすき弁当。これは帰ってから半分こして食べる予定。
▽新幹線で大宮まで。そこから在来線で帰宅。おおむね2030ぐらい。
▽今回の旅行でみた鳥→
ハシブトガラス、金沢の街をのんびり散歩してた。余裕がある雰囲気。
・スズメ、越後湯沢のレストランにかけている稲穂を啄み、人が来ると道を挟んだ街路樹に戻り、人の流れが切れるのを待っている。
アオサギ庄川の中でなにか考えているような雰囲気。宿の窓から見えた。
カルガモ庄川を流されていった。
ツグミ、これも宿の窓から。
ミソサザイ、菅沼の合掌造りの屋根の上で、胸を張って鳴いていた。
・カケス、白川の裏道。
セグロセキレイ、金沢の県庁前の駐車場。
・キジ、城端線に乗っている時に、線路脇の農道に佇んでいた。コウライキジじゃないホントのキジのオス。城端線はフラワーラインという愛称があるらしい。
エナガ、菅沼のバス停で、エナガだけの群れ。
・トビ、いろんなところで高く空を回っていた。
▽せせせにニンジン、キンカンを与える。日常業務。