▽夜半に目が覚めた時にはまだ酷い頭痛が持続していたが、朝起きた時にはすでに名残とも言えるかすかなものになっていた。
▽せせせにニンジン、白菜を与える。
▽「トータルでいちばん画数が多い2字熟語」。ぱっと思いつくのは「鸚鵡」。47画。「鬱積」は45画。「鬱鬱」じゃダメなのか。これがOKなら58画。そもそも「鬱」に勝てる漢字がちょっと思いつかない。「蠢」でも21画だし。
▽なんだとー? 鸚鵡が熟語じゃないってーのか? それは鸚鵡に対する挑戦なのか? ……鸚鵡、かわいいじゃねーか。
▽朝の電車に、と言ってもすでに昼近いが、3席分を陣取る中年の鳶職。そこ以外はすべての座席が埋まっている。
▽「ポイントカードお持ちですか？」「いいえ」「お作りしましょうか」「要らない」というやりとりの1回1回は大したことないかもしれないが、しかししかしすでにもう多分千回以上は繰り返されていて、繰り返されるほどに「嫌がらせ」の領域に近づいていく。「ないもんはないし、いらんもんはいらんのんじゃあ！」（阿波弁） 最近はもうそういう会話（これが会話か？！）がないヤマザキとかサンクスをもっぱら使用するようになっている。なんで店を利用する度に「嫌がらせ」をされるのかわからなくなったので。
▽忘れている、ということ。思い出せない、ということ。記憶に残らない、ということ。
▽プラットホームからなので下のほうが見えないが、多分6階建てぐらいのビル。見える範囲には鳶6人が縦に並んで張り付き、足場を組んでいる。ひとつひとつ手渡しでパーツを上に運んでいる。
▽職場。日曜の大阪出動がほぼ決定。金曜日に写真集見本。ホントの納品は来週。なんだか、すごーく昔に印刷したような気がするが、それは本当（笑）
▽なかなかコントロールが効かない。むずかしいなー。
▽ああ、『金十郎』は持ってきたが、朝、電車で読むのを忘れた。ぼーっと車窓を眺めていた。行き過ぎるビル群。鉄塔、電線。空。川。空気。ぼー。
▽あー、問題はむしろ私でしたか。どうするか。どこかで泊まるか。
▽せせせはニンジン、チンゲンサイをもらった。日常業務。
■帰りに『目明し金十郎の生涯』
