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▽せせせにニンジン、小松菜を与える。
▽未明の3時か4時。10歳にはならないだろうと思われる子供の笑い声が外で聞こえた。誰かと話している様子はなくただ笑い声が続いた。一人遊びをしているのか、と思った。笑い声が移動しているような気配はなく「そこ」にいる。そしてふっと気配は途切れた。ただこれは夢かもしれない。昨日の夢うつつ、として記載しておく。
▽イヤフォンが発明されて以来、人間がそのラインをほどいている総時間はどれぐらいになるんだろーな。掃除機の電源コードみたいに巻き取るやつが今のところの最適解なのか。
▽晴れ。空の40パーセントは白い雲に覆われ、残りの部分も青色が薄くなっているが、明るい。気温。気温は普通。微風があるが極端に寒くはない。
▽日比谷線が地震で一瞬止まる。六本木→恵比寿→銀座→渋谷。
▽突風が雲を作り、突然嵐のような天気。ブラックホールでもできてるんじゃあるまいな。
▽街が静かだ。スーパーやカメラ量販店の異常にけたたましい変なテーマソングもなく、電車内も携帯を切れ、とかそういうお決まりでまったく必要ないアナウンスもなく（あたりまえだが、必要なアナウンスをうるさいと感じることはない）、ウーハーを響かせ渋谷の街で無限ループしているデコ広告バスもいない。自発的でない押し付けの自粛モードがまったく好きではないが、この街の静かさは永久に続いて欲しいかも。東京は騒音がまったく多すぎる。
▽駅について電車のドアが開く。車内に入りこんだ突風が中吊りの広告がバタタタタっと音をたてさせる。風が車内で舞っている。山手線が止まる。これは多分突風の影響。
▽渋谷の駅前で、若い人たちが「おねがいしまーす」と声を張り上げていたが、グループ名の掲示もない怪しい団体に誰もお金は払わないと思う。日赤でええやん。
▽結果的には、風の強い寒い一日だったな。
▽地震を感知して急停車したメトロの隣をJRの車両がトップスピードで駆け抜けて行った。
▽駅構内を歩いていると空虚なスペースがあった。はっと気づく。そこにあった手作り感あふれる「はやぶさ青森キャンペーン」ディスプレイが完全に撤去された跡だった。幼稚園児が作ったのか？ぐらいに勢いがある緑のはやぶさのハリボテがとても好きだったのに。
▽せせせはニンジン、小松菜、キャベツをもらった。日常業務は奥さまが。