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▽せせせにニンジン、サラダ菜を与える。
▽梅だと咲ききっても「満開」って感じはあまりしないが、桜はやっぱり違う。昨日今日がちょうど満開。多分「満開」という言葉は桜のために開発された言葉なのかもしれない。「満開」感が違う。ま、もっとも私は梅の方が好きなんだが。
▽もう二千回言ってることだが、そもそも花は生殖器なんだから、なるべくひっそりしてるほうがよい。身体中生殖器にして「ま・ん・か・い」とか、ぞっとしねえ。ま、それが好きな人はそれが好きなんだろう。見たり、愛でたり、そうしたり、好きにすればよい。ヒトの性癖に口は出さないが。
▽私の好みでいうと、春先に小さい青い花を咲かせるオオイヌノフグリの花が春の訪れを感じさせ、しかも可憐でとても好きだ。「〈巨犬の陰嚢〉が大好きなんですよー」とか公言している。
▽木の芽時。
▽ハヤってるモノが好きな人がいて、それが嫌いな人がいる。私は嫌いだ、というよりも恥ずかしい。ハヤリモノを身につけ、その軽薄な自我があからさまに顕在化している感じが。顕在化してなくても軽薄な自我がそこに（というのは自分の中にということだが）あることには変わらないわけだが。
▽昨日「これはもう、外国の人たちはみんな逃げちゃうだろうな」とか書いたのだが、一回ブラジルに帰ったヒトが日本に戻ってきてた（笑）　月曜に戻ってきてたらしく、ウチらが一カ月ゆらゆらと揺らされることにならされていった過程を経ていないので、揺れる度にドキドキしているようだ。ま、なれていってください。放射能には馴れられないと思うけど。
▽ウチ→青山→事務所→表参道→事務所→西葛西→ウチ。
▽せせせにニンジン、セロリ、ハハコグサを与える。日常業務。
■中尾佐助『栽培植物と農耕の起源』