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うさぎと暮らす野鳥好き

nasu00012011-08-10

▽せせせにニンジン、チンゲンサイを与える。
▽横にひとつ空いている席に、サイのような男がコレデモカというような勢いをつけて座ってきた。座るというより叩きつけるというような。身体がかなり強く私にあたったのだが、そこはそれさすがにサイだから謝るどころかこちらを見もしない。そもそもひとり分しか空いていないスペースにそのサイのような身体は窮屈すぎる。当然の帰着として私はぐいぐいと押される。サイはエンジンの焼けた自動車のように、熱を放射している。「基礎代謝」という漢字が脳内に浮かぶ。ここの上空で台風でも発生するのではないか、というような湿度と温度が隣のサイから発生している。
▽犀というような難しい漢字は脳内に浮かばなかった。
▽そおおねえ、なんで哺乳類ってミドリ色のやつがいないんだろ。物理的にできないわけないんだから、ミドリになれないもっと高次の理由がありそう。魚類、両生類、爬虫類にはいる。鳥にもいる。
iPodに入ってる曲数が0になっていた。なんでだ。つーか、2回目だが。
▽(八重山古謡を眺める〈1補遺〉)「アンパルぬミダガーマ」のことを考えるときひとつの起点となるのは1938(昭和13)年に書かれたという大島廣「八重山の民謡と動物の生態」という文章なのだが、これっていったいどこで読めるのか。大島廣って人は海洋無脊椎動物をやってた生物学者理学博士 故大島廣先生の年譜とその業績目録には著書や論文をまとめてあるのだが、なぜか載っていない。もうちょっと調査。
▽オキナワアナジャコが桟敷係で見物人とか、ケブカガニが獅子舞係とか、素人目にも了解されやすいものとかはいいんだけど、なぜ笛吹き係なのか、なぜ狂言係なのか、神饌係なのかとか、その理由を知りたい。
▽喜舎場永葈『八重山古謡』には目高蟹(ミダガーマ)という名称について「大島広氏が昭和十三年(一九三八)の三月一日から三カ年継続研究の結果、この民謡に謡われている蟹十五種を発表された和名である(略)。(「八重山の民謡と動物の生態」に)」と書いてあって、どうも1938年発表じゃないのかもしれない。
▽あった。東京水産大学附属図書館の久保文庫に大島廣・三宅貞祥 (1938)「八重山の民謡と動物の生態」(『科学ペン』 3(3):1-13)(→1938年3月号1-13ページ)とある。中央にも多摩にもないけど、国会にあるな……。
▽最近3/4ぐらいの確率で大三毛がいるな。
▽せせせはニンジン、チンゲンサイをもらった。日常業務。