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▽せせせにニンジン、小松菜を与える。
▽民家の屋根に雨樋を天地逆にしたような筒がついている。長さは1メートルぐらい。なんの興味を持ったのかカラスが頭を傾けてこちらからのぞきこみ、それで納得できなかったらしく、向こう側に回り込んであちらからものぞきこんでいた。
▽ある種のシュプレッヒコール。声高に叫んでいる本人にはなにがしかの充実感があるのかもしれないが、それが多くの人の心の底に届くとは到底思えない。むしろ逆に気持ちを閉ざしてしまうということだってあるんじゃないだろうか。
▽求めているのは静かなさざ波のような内省的な言葉だ。それこそが深く強く胸を打つ。
▽巨大なストレスをかけられ歪み、そのことで、実はもとから歪んでいたことに気づかされる。
▽耐えている。ということが、実は日本的な歪みそのものなのかもしれない。歪みの中にいるからか、個人的忍耐は美しく見える。
▽個人的忍耐が美しく見えないようにするのはどうすればいいか。
▽あるいは抵抗という姿勢。「〈記録〉の精神はその冷ややかさにおいてどこか一点〈抵抗〉の精神につながるはずである」（中平卓馬「写真にとって表現とは何か」）。
▽写真家はハイエナであるべきだ、とも一応は思っているはずが、被災地に行って撮った「わーい、いいの撮れちゃったー」的写真を嫌悪感なしに見れないのはどうしてなのか。もうちょっとそのへんの間を埋めたほうがいいだろうな。
▽切っても切っても髪が生えてくるのはどういうわけだ。生えないよりはもちろんいいんだが。って、前にも書いた気がする。
▽うちの上席から「字、うまくなった?」とか言われる。いやー、40過ぎてから突然うまくなったりしないですよ。
▽あと、銀行にワシの経費精算で返ってきたお金が死蔵されていることを、今、知った。
▽そして、以前やったバイト代が出た。なんだー、ラッキーカラーはパステルピンク、金運良好、週末ハッピー、すてきな出会いが待っているってやつか。
▽せせせはニンジン、小松菜、ハルノノゲシをもらった。日常業務。