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うさぎと暮らす野鳥好き

nasu00012013-12-06

▽せせせにニンジン、固形飼料、イタリアン・パセリを与える。

▽晴れ。
▽チケット購入。26日福島行き。人生3度目の福島になる予定。
▽うーん、なんか気持ち悪いな。
吉村芳生亡くなる。全然知らない画家なのだが、このヒト、すっごい。久しぶりに驚いた。
http://www.yma-web.jp/exhibition/special/archive/yoshimurayoshio/research/images/newspaper_asahi.jpg
これ、普通、新聞に自画像描いたのか……って思うよ。
▽加湿器稼働!
▽せせせはニンジン、キャベツを食べた。日常業務。
■ベネディクト。実に興味深い……が、確かに記憶には残りにくい文章かも。高校生だったときには、まだ自分は日本と日本人についてよくわかっていなかったのだ。日本で生まれ育ってきたが、日本人にはいまいちなりきれていなかった(ま、現在でもなりきれていないし、またなりきろうとはまったく思っていないが)。だから、ベネディクトの分析に対して、「ふーん、そうなの」ぐらいの感じだったんだろう。しかし、今は違って見える。あれから20年以上が経過し、日本の社会や自分を含めた日本人が見えるようになった。原発の事故に対して私はこういった。「柏崎とか、バケツでウランとか、今まで死ぬほど細かな事故を起こしてきて、死ぬほど隠蔽してきた東電がメルトダウン起こしても今更なんの驚きもない」。ベネディクトの記述。「彼等はたえず、安心や士気は要するに覚悟の問題にすぎないと言っていた。どんな破局に臨んでも、それが都市爆撃であろうと、サイパンの敗北であろうと、フィリッピン防衛の失敗であろうと、日本人の国民に対するおきまりのせりふは、これは前からわかっていたことなんだから、少しも心配することはない、というのであった」。驚いた。20年を経て完全に「日本人のパターン」にはまりこんでいる。私は安心を得ようとしていたのかどうか、多分違う。怒りを抑え平静を欲していた。いや、同じことだ。まったく同じ心の形が戦中にもあり、今、私の心の中にある。