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▽せせせにニンジン、白菜、ラキサトンを与える。

▽超快晴。
▽国立国会。資料のデジタル化が進んできて一番わからなくなるのは本の大きさだな。
▽なななるほど。今日のメインがなかった。中央図書館に転進するか。ワシの悪いところは国立国会を盲信しているところだな。反省して今後よく確かめよう。
▽すでに陽が落ちた。5階の食堂からライトに照らされたテニスコートが見える。コート内を白いユニフォームを着た何人かの人影が動いている。なにをやっているのか観察する神経はこちらには残されていない。視線の端に映るだけだ。食堂は高校生の雑談で満たされている。高校生は二グループ10人しかいないがサウンドスケープだけ眺めれば高校のそれと完全に同一だろう。
▽こういう公共の場所（市役所とか動物園とか図書館とか病院とかとか）の食堂はもうちょっとおいしくなってもいいよな。別に大変なことではないと思う。なんでみんなダメなんだろう。
▽終わり。図書館作業は印刷立ち会いと一二を争う「楽しいお仕事」だ。
▽シュワルツネッガーみたいな4人組が寿司屋ののれんの前で互いに楽しそうに記念写真をとっている。その寿司屋で食事したわけではなさそうだが。
▽事務所で確認したらコピー失敗があった。コピーセンターも盲信している。ちゃんとその場で確認すること。明日リカバリー。また図書館に行ける（笑）
▽となりに座っている女子がハサミで空間を切るようにハンドグリップをクイクイと摘まんでいる。
▽プラットホーム上、生活に疲れたみたいな化粧っけのない顔でうつむきながら文庫本を読む女。肘に下げている大きな黒いナイロンのバッグには掌大のふなっしーがつけられている。
▽刺激惹起性多能性獲得細胞（STAP細胞）。これすごいじゃん。
▽せせせにニンジンを与える。日常業務。