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うさぎと暮らす野鳥好き

nasu00012014-05-01

▽せせせにニンジン、キャベツ、ヨーグルトを与える。
▽晴れ。明け方に(まで?)降っていた形跡。
▽今日はメーデーか。謎の抑揚をつけて謎のお題目を唱えて道をぞろぞろ歩いている人々。一体それでなにを成し得るというのか。この予定調和の中での「行動」が、なにか事態を動かせるとは到底思えない。
▽そして、ぞろぞろ歩いてる人々より下層な我々ルンペンプロレタリアート(ぞろぞろ歩くことすらできない!!)に、勝ち取れる権利などがあるとは思えない。
▽まあ、直接行動あるのみだよ。
▽「イクパスイ[捧酒箸]」(アイヌ民族博物館)。このページには「子孫に受け継がれる」と書いてある。ページの最後についている「イクパスイの使用法に関する古文献」というのも興味深い。
■『イザベラ・バード日本紀行』第四一信。「精巧な彫刻を施した「酒の棒」をそれぞれの椀に渡して置きます。この棒はたいへん重んじられています。椀が何度か内側に向かって振られ、そのあと男性のそれぞれが棒を持って酒にひたし、火に六度、「神」に数度献酒します。「神」は棒で、上部には削りかけの白い薄片が螺旋状になっていくつもついています」
■第四一信(つづき)。「神に献酒をする酒の棒を買おうとしましたが、生きている者の棒を手放すのは「習わしではない」と言われました。とはいえけさ、シノンディがたいへん価値のある贈り物として死んだ人の酒の棒を持ってきてくれたのです!」
生きているうちは手放せない。死んだ者の棒があるというのはどういうことだろうか。死者とともに葬るということではない。村にどんどんたまっていくのだろうか。だとすればちょっと位牌めいてくる。
■第四一信(つづき)「ふた晩前一軒の家が焼け落ちました」。また火事。