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▽せせせにニンジン、小松菜、乾燥パパイヤ、固形飼料。
▽晴れ。昨日よりはちょっとは暖かくなる予報。
▽図書館へ。CDを返してCDを借りる。
▽うきき／まんぼう／楂魚／満方魚　「肉は白く骨は硬く、味はよくない。魯鈍で死の危険の自覚もなく浮遊している」。
▽あぶらむし／蜚蠊　「翅はあるがよく飛ぶことはできない。ただし這っていくのは非常に疾い。（中略）甚だしいときは数百と群をなし、卵を尾に挟んで歩き、喜んで飯を吸う。（中略）死に易く、活きかえり易い。躪（にじ）り殺しても頭さえつぶれていなければすぐ活きかえる」。
▽ばかがい／おうのがい／馬鹿蛤　「味は靱（しなしな）していて食べるに値いしない。凡そ頑愚で用いられない人を称して馬鹿という。この肉もそれと同じである」。
▽以上『和漢三才図会』（7巻）。動物記述の6巻と7巻だけあればわりと幸せになれるな。
▽こういうのを読む時に、自分の中の（例えば）「まんぼう感」と擦り合わせをしている。銚子で食べた、なんのうまみもなく噛んでも噛み切れず、まずいナタデココみたいな食感を思い出している。あるいはサンシャインで飼われてゆらゆら水の中に漂っていたあの風景を思い出している。ガラスに衝突してすぐに死んでしまうとかで、水槽の内側に設置された巨大なビニール袋の中で死の危険の自覚もなく漂っていた。
▽蚊柱がたっている。
▽せせせにニンジン、小松菜、カブの葉、固形飼料を与える。日常業務。