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▽1705
▽かつて、これほど蒙昧な首相がいただろうか。日常生活ができるの?　奥さんと会話が成立するの?
▽ねじり鎌。
▽これが村上春樹の予言していた「政治の季節はまた巡ってくる」ってことなのだろうか。
▽政治っていうか、蒙昧、捏造、改竄、隠蔽、犯罪、卑怯、不誠実と戦うだけで、政治以前の問題だ。
▽「36歳の男が警察官ら2人を包丁で切りつけ、その後、警察官が発砲した拳銃の弾に当たって死亡した事件」っていう文章を最初に読んだ時、警察官が拳銃の弾に当たって死亡したのかと思った。よく読まないと間違える文章を書くのはなるべく避けたい。まあわかるっちゃわかるんだけどね。
▽「〜切りつけた。警官が発砲した弾丸に当たり男は死亡した」でOK。
▽篠路とか茨戸とかをダシにして奥さまと会話を楽しんでたら、ペケレット湖園なるジンギスカン屋+カフェ+博物館みたいな施設を発見した。なんだこれ、おもしそう。
▽つーか、札幌市北区篠路と札幌市北区篠路町篠路があるのはどうしてなの?
▽「長崎の女子高生が新種アメンボ」。成果を横取りされとる。
▽この専門家の人がもっとえらかったら、この女子高生3人に論文を書かせたと思う。
▽「3人は〈ナガサキアメンボ〉と命名」。騙されてる感がこの上ない。和名なんて吹けば飛ぶようなもん。こうやって呼んでねっていう単なるお願いでしかない。
▽科学史に永久に残る学名には命名者の名前も合わせて記載され、そこには論文を書いた専門家くんの名前しか乗らない。学名も専門家くんがつけるのであろう。
▽女子高生は「〈一つのことを突き詰める楽しさを学んだ〉と誇らしげに語った」。うーむ。
▽私がこの世界の神だったら以下のような話にした。
▽3人は特徴の異なるアメンボの集団がいることを突き止め、専門家に持ち込んだ。
▽専門家氏は「君たちがまず日本語で論文を書きたまえ、指導してあげよう」。3人は執筆や文献捜索を分担しつつ、専門家氏の指導もかいあってきっちりとした論文を書き上げる。
▽専門家氏「さあ、これを英文に翻訳しましょう」。ドタバタありつつ英文完成。
▽3人は指導してくれた専門家氏に感謝して新種のアメンボの種小名を専門家の名前にする。
▽論文が海外の雑誌に掲載。
▽小松菜奈主演で映画化。映画化の際には話を盛って外国の学会で発表させるといい。
▽その後3人は、第一執筆者に誰がなるかの因縁が元で絶交。
▽以上。