βθ

うさぎと暮らす野鳥好き

nasu00012005-10-15

1000
うさぎに小松菜、人参、大根の皮を与える。ケージの大掃除。

1224
洗濯機、結局35269円でした。ほふーん。でも直ったよ。

1400
せしー、初マンゴー。

1704
ここ何日か、キンモクセイの匂いが町にあふれている。匂いというのは、要は言葉をもたない生物の自己主張だ。強い自己主張が町にあふれるのは、選挙街宣車が町にあふれるあの時期と同じように、どうも品がないような気がする。もちろん風情の有無については論を待たないが、悪いことにキンモクセイの場合、角々、そこいらじゅうで自己主張しているのだ。もうすこし考えて植えて欲しいものだ。

2013
安村崇トークショウ抜き書き。

  • 運動会に写真を撮りに来る写真家。〈みんなが一生懸命やってるところで、端からみてればいい〉という立場に興味を持った。世界から片足が抜け出た立場。
  • 〈雉〉は親戚のおじさんが、朝、田んぼの畔で死んでるのを剥製屋に……。
  • 〈日本的な特質をあそびながら捉えることができている。エキゾティシズムと戯れながら作品をものにしている〉by倉石
  • 作品を作る度に作品が環境になって自分を変えていくので、このさき自分がどう変わるかはわからない。
  • 考えて撮るのではなく、撮りながら考える。タイトルはすごい大事。架け橋。
  • 〈せめて〉について。救いを求める祈りを込めた。自分ではどうしようもない大きい力を感じる時に、自分がいるところが惑星だったら、そういうことがちっぽけに感じる……のではないか。そういう気持ち。

2104
電車内に昔の友だちをジャマイカ人にしたような風貌の男が座っていた。全体的にコワモテなのに目がやさしい感じ。写真を撮っておきたかったが、やはり怖そうなのでやめておく。
その隣には知り合いの彼女と親しいラボの事務の女性を足して2で割ったような女の子もいた。人と人が似ている時にはなんらかの感動があるものだけれど、これぐらいのレベルになるとほとんどどーでもいい感じだ。

2131
ふと思い出したので記しておく。
夏の終わり。ヒヨドリがフライキャッチングして電線に止まったかと思うと、しばらくしてなにかを落とした。なにを落としたのか行って確認するとセミの頭だった。ちょうど首実検のように正面を向き私を見ていた。その頭だけの写真を一枚撮ってその場をあとにしようとすると、私がその場を離れるのを待ちかまえていたようにスズメが舞い降り、セミの頭を持ち去った。スズメの航跡を見送ったあと、電線を見上げたが、ヒヨドリももういなくなっていた。