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うさぎにヨモギ、パセリを与える。日常業務。
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出発。

バナナワニ園……ではなく、それを通り過ぎて下田へ。

熱海の駅で月餅を購入。白餡のを2個。売っていた人が非常に親切で乗車位置などを教えてもらったりした。我々がスーパービュー踊り子に乗り込むと、また年配の女性になにかをおしえているところが見えた。そういう時間がある、ということもあるんだろう。余裕がサービスに豊かさを与える。
下田は想像していたよりも大きい町だった。勝手に想像しているまだ見ぬ館山も、こんな感じだといいなあ。下田はこの週末がお祭り期間中であるということはおいておいても町の風情そのものに活気があった。
海沿いにイソヒヨドリが何羽かいた。駐車場でつがいがたわむれていた。セキレイもハクではなくセグロであったり、カラスも少なくトビがいたり、こういうすこしのことに幸せを感じる。ざっつ小確幸。
外輪船を模した観光船にも乗ってみた。これで港内を一周する。

係のおじさんがこの船は全国の観光船の人気ランキングで何位、あっちのが何位で、設計料が何百万といろいろ誇らしげに語っていてなかなか感じがよかった。でも私が一番乗りたいのは八戸のサメ型のやつだったりするのは、おじさんの笑顔に阻まれたので、まあ内緒ということでいいのだろう。

その近くの足湯。
廃虚のホテルの前に「売物件」の看板が。廃虚ツアーなんかいいんじゃないだろうか。

夜、花火。風強し。ただし煙多し。勢い余って米軍の駆逐艦を攻撃しているところも見えた。
泊まった旅館のようなホテル（ホテルのような旅館か）の裏にもつぶれて廃虚になりかけているホテルがあって、それが夜になって2Fの部分に明かりが灯ってちょっと怖かった。ロックアウトはしていなかったので、もしかすると営業していたのかもしれない。まさか。
■行きに『柳宗民の雑草ノオト』