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うさぎと暮らす野鳥好き

nasu00012012-11-01

▽せせせはニンジンをもらった。

▽上空をFDX48が行く。
▽じゅじゅぎゃん。
▽またポンタが召還されている。
2011年12月3日の日記で「日本語ネイティブは〈尿に行ったり〉はしない」と書いた。テレビのCMだったのだろう。しかし山頭火は「尿する」という言い回しをすごくよく使う。「尿する」と「尿に行く」はちょっと違うけど。あのころはまだうちにテレビが設置されていたんだな。もう遠い過去、そうとう昔のように感じる。
▽もう白黒はやめようぜー。昔はカラーやるのに理由が必要だったけど、そういう時代はとうに過ぎ去り、今は白黒にこそ理由が必要な時代。なんで白黒なの。もういいじゃん、白黒に特別な理由がある人以外白黒はー。
▽そういえば昔は夢が白黒っていう人がいたらしい。白黒のメディアが周囲からなくなって、そういうイメージを脳内で想起することは、最近はほぼないんじゃないか。
▽仮定の話ですけどマチグチさんっていう人がいるとして、その人はお兄さんで弟さんもいるわけですよ。で、お兄さんのニックネームがマッチさんだとすると、弟さんのニックネームはグッチさんってことでよくないですか? ま、これ全部仮定の話ですけどね。
▽双六って、これ、バックギャモンじゃないの? バックギャモン正倉院にまで入ってるってのがちょっとすごい。
▽二十歳になる前に札幌に行った。
 雪の結晶の形はもちろん知っていたが、あれは顕微鏡でみればそういう形になっているという、現実の世界とは切り離されたミクロの、別な世界のことだと思っていた。
 だが、違った。かの地の上空で成長しミクロの世界を抜け出した雪は、地上では直径5ミリほどになり、あの形のまま私のコートにいくつもいくつもはりつくのだった。
▽これ、前も書いた気がするけど、それを見ずにもう一回書いてみた。いつ書いたのか、どれぐらい違っているか、あとで確かめる。

オレンジ色の街灯の周りに、あたかも蜂が群がり乱舞するかのように舞う札幌の夜の雪をふと思い出す。突然のフラッシュバック。何がヒキガネになっているのかはまったく不明だ。雪洞のようになった歩道で、手足が凍りながら、でも、きれい過ぎて立ち尽くすしかなかったあの瞬間。コートについた雪は5ミリほどに成長した6角形の雪印だった。

http://d.hatena.ne.jp/nasu0001/20110310

札幌に移り住んだ1年目、札幌の中心部で友人たちと遊んだ帰り道、雪が六花と呼ばれるわけを自らの眼をもって初めて知った。
 生まれ育った東京の雪はずるずるで、べちゃべちゃで、本などで見るあの六角形の幾何の図像とこのずるずるべちゃべちゃのものとの接点がどこにあるのかさっぱりわからず、きっと手の届かないはるか上空のほうで、そういう秘儀めいたミクロな図像が現れ、また消えたりしてるんだろうと漠然と思うだけだった。
 それが札幌では六角形のあの図像のまま地上に降りてきて、私のよれよれの黒いコートに貼り着いたりしている。大きさは大きいもので5ミリぐらいもあって、全然ミクロどころじゃないのだ。
 今日、関東には、またずるずるで、べちゃべちゃの雪が降っている。私はこのずるずるでべちゃべちゃの雪を見ながら、あの初めて見た六花の感動を思い出している。

http://d.hatena.ne.jp/nasu0001/20090227

根雪という状況を実際に知ったのはもう15年以上も前、札幌に越した時のことだ。オレンジ色の街灯が間遠に灯る中、バスが終わってしまった帰路をとぼとぼざくざく帰って行ったあの行程が忘れられない。除雪で雪洞みたくなったあの道のこと。街灯のまわりだけに降るあの雪のこと。

http://d.hatena.ne.jp/nasu0001/20050221

▽わりと何回も書いていた(笑) ま、同じことだけどね。
ウィルコムからまたアホ携帯。ENERUS〈WX03S〉「世界初モバイルバッテリー機能搭載端末を発売
▽せせせはニンジンをもらった。ケージの大掃除。
■行き帰りに今市子百鬼夜行抄』(12、13)