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うさぎと暮らす野鳥好き

▽朝。

▽出発。出発前に奥さまは温泉に入っていた。このホテルは札幌中心部にあるが、温泉は福住温泉。福住だか月寒にある温泉。
▽大通→さっぽろ。札幌→森林公園。JRが遅れてバスには乗れず。乗るはずのバスが車両内から見えていた。しょうがないから歩く。
▽歩いている間に次のバスに抜かされる。
▽雪の中を歩く。


▽100年記念塔。こんなに間近で見たのは初めてだ。


▽開拓の村。見たいと思っていた「開拓小屋」と「屯田兵屋」をみられた。
▽開拓小屋はなにか間違っているとしか思えない。茅だよ。屋根も壁も茅でできている。メイン素材が茅だよ。

▽おきなわ郷土村の穴屋形式の家よりダメなんですけど。文化・文明の臭いがまったくしない。これは死ぬ。確実死。
▽開拓小屋みてから屯田兵屋を見ると、超豪華って感じだが、これだってダメだったんだからな。
ヤドリギが北海道に帰ってきたことを実感させる。

▽野幌の林の中。



屯田兵定食。味噌田楽、芋餅、冷たい大根の煮物、豚汁。
屯田兵がこんにゃくを食べていたとは思えない。つくるのに5年ぐらいかかって、しかもカロリーゼロ。こんなものは生活に余裕がなければ作れない。
▽冬靴が紐靴でそれしかなかったから、それで来たのだが、それが失敗だった。建物の中に入るのに、履いたり脱いだりを繰り返さなくてはならない。というか、雪はほとんどなく、冬靴でなくても全然大丈夫だった。
▽飛行機のおしりが決まっているので、15時ぐらいに出発する。今回、博物館のほうはまったくみられなかったけど、まあ、また今度。
▽森林公園→札幌。さっぽろ→栄町。バスで丘珠へ。
▽人生初丘珠空港

▽今回はここから函館に飛ぶ。
▽おお、HACの所有機が全部集まってる。全部っていっても3機だけど。
▽35人乗りサーブ。あれに乗り込む。


▽搭乗します。

▽徐々に暮れてくる。夕日は常にセンチメンタル。



▽これも人生初、函館空港へ。
▽バスで駅前へ。そこから歩いてホテル。
▽ホテルから歩いてロープウェイ。函館山山頂。あの夜景。
▽前日に藻岩の夜景を見ていることで比較という視点が得られる。函館は札幌との面積比でいえば、多分1/10ぐらいしかないと思う。だいたい視界の100度以上に広がるような標高の山を設定する、というか、そこにそういう山が存在している。だから函館山のほうがぜんぜん低いし、それでどうなるかという、光の点が大きく、人の生活が抽象化しない形で夜景になっている。
▽札幌の夜景は光の点は細かく、もちろん天の川みたいにはなっていないけれど、ずっと抽象化している。
▽力強いタッチの函館、繊細な札幌というような気がした。
▽異常な混雑。登るのはすぐ登れたが、降りるのに40分待ちとか書いてある。
▽並ぶのが絶対嫌で、そういう生活を送っているが、こればっかりは並ばざるをえない。がんばって降りると、函館の街は完全に寝ていた。食べるところがもうどこにもない。まだ2130なのに。
▽お腹がすいて、気持ち悪くなってきた。
▽しょうがないのでセブンイレブンで夕食調達。この旅行の夕食は……どうも……ダメだな。
函館山をのぞむ部屋でコンビニ弁当を食べる。
▽やっと一息。

▽私は風呂に行くが、奥さまはへたってもう寝てしまっている。
▽奥さまは夜中に起きて風呂に行ったらしい。