βθ

うさぎと暮らす野鳥好き

▽起きて朝食。なんだこの人の群れは。ホテルの朝食で並ぶなんて初めて見た。30分ぐらい待ってたような。
▽函館は観光地。そういうことだなー。普段、旅に出てもいわゆる観光客が群れているところにはほとんど行かないので、こういうところに偶然混ざると、びっくりする。
▽開拓の村だって、ほんとにぽつぽつとしか人がいなかった。
▽まずタクシーで立待岬。寺のところで降りる。ここから先は一方通行なので、タクシーが入っちゃうと戻るのに時間がかかる。というか、いつもは閉まっているらしい。入れるのはお彼岸で墓参りの人用。
▽この旅行で間違ったのは、雪が積もってて寒いだろうという予測だった。いや一週間前には、そうだったのだが(気象台の積雪データーとか街中ライブカメラとかみて路面も確認していた)、ここ3日で完全に雪が溶けて、暖かくなっていた。ダウンの下にライトダウンを着ていたのだが、完全に失敗だったし、靴も冬靴でなくてよかった。
▽岬の上、太陽は明るく、晴れて輻射熱が熱い。風は冷たく、陽に焼かれた皮膚を冷やす。暖かく、冷たい。オオセグロカモメの鳴き声が時折聴こえる。これが私の北海道って感じ。


▽ずーっと、立待にいた。なにもせず。
▽これでテント張ってバーナーでお茶入れたりして3日ぐらい過ごすと、「もう一生これでいいんじゃない?」と思えてくる。非常にアブナイ。
▽岬好き。あと湿原。
▽歩いて谷地頭の電停に。
▽途中でコクガン。はじめて見た。もうことさらにライフリストを増やそうとは考えていないけど、思いがけず増えるとやっぱりうれしい。港の中や、消波ブロックの内側でうかんで首を海水につっこみ海藻を食べている。
▽一日乗車券をかって「電車」に乗り込む。起動が札幌市電よりぜんぜん広い。札幌市電は無理せず両足が乗るぐらいだった。函館はちょっとむり。これ、普通の狭軌ぐらいあるんでないの?
▽谷地頭→十字街。まちづくりなんとか館という原爆ドームみたいな建築の中で骨董市をやっていたのでちょっとのぞくがべつになにも買わず。
▽電車がすごい勢いでとばしている。
▽チャイカという東欧グッズの店。
▽入船町前浜海水浴場へ。ここが函館山の逆側の終わり。ここが海水浴場だというのがまったく信じられない。10センチ以下の石、砂が見つけられない。
函館市民はここで泳ぐのか……?

▽モーリエで軽食。私はピロシキセット、奥さまはつぼ焼きセット。ここもまったりするな。
▽そしてひさしぶりのシノリガモ
▽どっく前から「電車」で湯の川へ。函館市電も意図せず全線達成してしまった。
▽タクシー(1030円)で函館空港
▽羽田からはバス。