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▽せせせにニンジン、みかんの皮を与える。
▽路上の水たまりが凍っていた。
▽そういえばせしせしはこの1月1日に、このうちに来て丸10年、ということになった。ペットショップで育ちきって半額セールで売られていたので年齢的にはプラス6カ月ぐらいかもしれない。来て以来ずっとこのうちで一番偉そうな顔をしているが、ずっとそうしてて欲しいものだ。
▽今のは何代目かのものだと思うが、ハチ公の銅像はハチの生前からあった。そう寺田が書いている。大岡越前を主役とする劇がその生前からあったことを思い出す。
▽著者検印を集めているコレクターはいないのか？
▽寺田は変わった姓と普通の姓を100人ずつ集めて社会的な各項目の統計をとってみろ、と書いている。姓ではないが名の方では金原克範『〈子〉のつく名前の女の子は頭がいい』という名著がある。多分姓にもなにかしらの「有意」がみとめられるに違いない。
▽このふたつ「姓」「名」の関係がおもしろいのは、名は最初に家庭環境から与えられそれ自体が個人の環境要因となるもの、つまり家庭→個人←社会みたいな関係のベクトルをみることができるが、姓は変更できない環境要因だから一方的な社会から個人へのベクトル、社会→個人を示すと考えられるため。つまりこのふたつから統計の差分みたいなものがとれそうな気がする。
▽金原が2001年で寺田が1930年あたり。
▽寺田はいつまでたってもおもしろい。今後すくなくとも400年ぐらいはおもしろいのではないか。うまくいけば800年か1200年。兼好法師級の残り方をすると思う。
▽せせせはニンジン、固形飼料、ラキサトンをもらった。日常業務。