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うさに小松菜、固形飼料をすこし与える。日常業務。
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今日の辻占「こういう風に金色でさあ、あ、これ銀色だけど」
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外でゾウが鳴いている。パオッパオッ。短い声を連続的に出しているからきっと警戒音だな。
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せしせしはニンジン、レタス、梨をもらった。
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引き続き『柳多留』
「日本の狸はしんて風おこし」(p. 25)
日本では食べてもいい動物ってのがまあ規制されていて、大体イノシシとシカ、トリとウサギとタヌキぐらいに限定されていたわけですよ。クマも食べていいことになってはいたけれど、だいたい普通の人には食べられないっていうか、逆に食べられちゃう可能性のほうが高いぐらいで、ま、クマを食べてもいいっていうのはほとんどいやがらせに近いですな。
実はタヌキもそういう存在で、他の国ではまず食べない。臭いんですな、肉が。犬臭い。犬より10倍犬臭いんで、これを食べてもいいって言葉の裏では、どうせあんな臭いの食べられないだろうけどねって思ってるわけです。
でも日本人は肉に飢えてるから食べちゃう。臭い10倍なんのその、騙されて自分の奥さんを煮ちゃうリスクを背負ってでもじいさんはタヌキ汁を食べようとするわけです。
で、死んだタヌキに群がって、我も彼もと鍋に放りこみ、火吹き竹にとりつきカマドで風起こす。日本でなければまず、見られない光景ですな。