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うさぎと暮らす野鳥好き

nasu00012012-09-03

▽520起床。あまり眠れず。620出発。いい天気。

▽至るところで葛の花が咲いている。

▽電波復活!
▽一応、今日の宿の予約だけはした。あとは時間の許すかぎり、バスの便の都合のつく限りうろつくことにする。18切符は使わない日。
七尾駅前から能登島へ。能登島へ行く能登島交通バス停はバスターミナルではないわかりにくところにある。駅を出て線路沿いに左へ。パトリアの脇。

▽車窓、能登島あたり。

▽葛やばい。北海道旅するとイタドリやばいと思うけど、本州は葛。針葉樹クライマックスとは別に葛クライマックスってのがありそう。
のとじま水族館へ。

 
 
▽squared circle その2(のとじま水族館水槽)

▽コツメはどこにいるんじゃあ?
▽生きてるホッケ初めて見た。あとテヅルモヅル。
▽尾びれのなくなってしまって義肢ならぬ義尾びれつけたイルカがここにもいる[カマイルカのラナン(♀)、「美ら海」にいるのはバンドウイルカのフジ(♀)]、という話を聞いていたのでちょっと確認したかったのだが、どうもよくわからない。そこらへんにはいないのか。職員の人と話す。
「あ、いますよ。ショウのプールの横の水槽にいます」
「見ることできます?」
「うーん」
「そうですか、元気なんですか?」
「生きてます!」
ということなんでまあ「生きてます!」って感じで生きてるんだろう。が・ん・ば・れ。
和倉温泉

▽駅で食べたえがら饅頭。

▽初のと鉄道ー。和倉から穴水へ。

のと鉄道ドア貼ステッカー。

のと鉄道車窓。


永井豪のラッピング車両があった。デビルマンにみられている。

▽「花いろ」のも。なんで行く先々で萌え商売が展開されているのか。いや、永井は萌えじゃないけど。


▽1429穴水散策中に強ソバエ、また。虹ももう2回みてるしだいたいそういう天気。


美麻奈比古神社へ。
▽乗るべきバスは穴水の駅前にはこない。なので此木という交叉点まで歩く。そこから輪島までバス。

▽おおおおお、アキノノゲシの大群がー。もったいねえ。
▽この辺の墓石はみんな正面に「南無阿弥陀仏」と彫ってあって、なんとか家とかいろいろ書かなくていいから、石屋さんは楽勝だな。シンランだかレンニョだか知らないけどホントいいことしたよ。
▽旅してると細かいところがおもしろい。コメリ書店ってのがあること。どんたくっていうスーパーにいったら変なテーマソングがかかっていたこと。そのどんたくで買ったおにぎりは岐阜県多治見で作られてきたこととか。ま、ぜんぜんたいしたことじゃないけど。
▽しかしキヤノンはほーんと電池が持たない。ファインダーない機種でも液晶消せるようにしてくれ。取り敢えず今度旅に出るときには予備電池倍増しないと心安らかに写真が撮れないなー。
▽穴水→輪島車窓。


▽輪島についた。ホテルにチェックインしてうろうろ歩く。輪島のメインストリートはまあ観光っぽいつくりだが、一歩裏に入ったところにある民家どもがすっばらしい。


▽民家のほとんどがこういう造り。なだらかな勾配、直線の切妻屋根。濃淡のない黒い瓦。装飾のない箱形の構造。この屋根の角度が目に脳に焼き付く。
▽「原爆タイプ」もこの角度。

▽学校もこの角度。


能登全体、いや先のほうとかいろいろ行ってないが、その一番のこだわりはすべての民家に乗っている黒い瓦であろう。民家どころか小屋のようなものにまでそれが葺いてある。屋根はほとんどシンプルな切妻形。壁はほとんど下見板。すっきり箱形でごちゃごちゃさせておらず直線が美しい。統一感の美しさ。誰だよ、日本の民家うんたらかんたらって言ってたのは。いやワシもだが。しかしこれはやっぱり豊かだから(だったから)とも言える。
▽これ「自分が職人でそのまま自分で売りに行く」っていう構造が見えているっていうような気がする。(名主や網元のような存在を作り出す)ヒエラルキーが生まれにくく、みんなが豊かになっている。
▽18時、輪島のやぶ蕎麦で夕食。他はほぼどこも開いていない。
▽太鼓の演奏があるっていうので旧輪島駅で17アイスを食べながら待っている。
▽こ、これはー、太鼓の演奏っていうようなものではないな……。じゃあなんだといわれても困るが。
▽輪島→門前→富来→羽咋ってバスを繋ぐのは全然不可能だ。だって門前→富来が朝と夕方の2本しかないん。
▽福井、京都のポイントがネコソギ水曜休だ。こりゃ参ったな。なにか別のことを考えるか。
▽うだうだ考えていろいろシミュレーションしたが、輪島結構気に入ったし、ここでもう一泊して、他はもう全部すっとばせばいいような気がしてきたな。
▽夜12時過ぎ雨&雷鳴。もう寝よう。030就寝。