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うさぎと暮らす野鳥好き

nasu00012012-09-02

▽4時過ぎに強雨。
▽せせせにニンジンを与えて、6時ちょうどに出発。雨具を持って行くのはイヤだけれど出発の時に降っていればしかたがない。ソバエ=日照雨。
▽駅につくと強ソバエ。
▽電車に乗ってから腕がだるいことに気づく。
▽司馬についてはカツ丼ばっかり食べてる印象しかないが、この巻では蕎麦を食べている。
▽大宮から新幹線。途中雨と雨雲の塊に突っ込みながら長野へ。今回の旅はここだけ特急、あとは18切符。
▽長野着。天候は曇りだが、5パーセントほどの青空が残っている。
川中島バス

▽10時ごろ海津城到着。涼しく空気も特に湿っていない。
海津城はこじんまりした完全なる平城。築城当時に石垣はなかったというから、根城みたいな掻上城だったんだろう。根城は土地の起伏を利用しているので結構いけそうだが、これはやられる。すごく守りにくそう。信玄ってばホントに城に愛がない。そういう思想。いかに攻め込まれないようにするかだけが、注力の方向だったんだろう。

▽松代駅。2012年4月1日廃駅。

▽11時ちょうどのバスで松代を出て長野に戻る。長野駅前。


長野駅のトイレの水道。そりゃ凍るだろうな。

▽長野ではちょっと時間があるので駅そば。スープはおいしいがそば本体は信州っぽいとはいえないような。ちょっと時間がある、という時間はおおむね1時間15分のこと。ま、ちょっと過ぎるな。

▽ぼーっとしている。旅に出て感じるのは、普段のぼーっとしているはホントのぼーではないということ。どうしても空間恐怖的にコンピューターの画面をみたり時間を埋めてしまう。旅空のぼーはホントのぼーでなにをするあてもなく、川面を見るように流れゆく人なみを見ている。あ、アルファー波が出てた、とかそういうぼー。
信越線二本木のところで変わった動きをした。駅から発車したかと思うと逆方向でスイッチバックかと思ったら100メートルも行かない間に止まり、またもとの進行方向に戻った。そこから別の線路に入る。
妙高3号。車内が寒くなってきた。長袖を持ってきて正解だ。
信越線車窓。


直江津。以前来たのがいつなのかさっぱりわからないが、駅が新しくなっている。船のような建築。駅前の商店街がダス・エンデって感じなのは変わらず。[駅舎の新設は2000年]
直江津駅前通りバス停。

▽squared circle その1(直江津駅の窓から)

北陸線車窓。

▽電車を乗り継ぎながら西を目指す。黒部の付近でかなり日が傾いて来た。コウベをたらしはじめた稲穂と葉の薄黄緑に黄金色が足されて輝いている。
▽魚津埋没林博物館というのはちょっと興味あるかなー。
富山駅は大改装中。近くで祭り[おわら風の盆]があるらしく臨時列車の整理券を配っている。乗り換えて発車するころには大分日が傾いて車窓が青い。
▽とりあえず今日は七尾まで行こう。地図を買って明日のことを決めよう。
▽津幡で乗り換え。駅前には一切なにもない。もう夕暮れ。

▽駅を出た直後、昔の銀座線のように車内が暗くなる。車内にそれ用の小さいランプがついている。

▽既に陽が落ちた真っ暗な中を列車は進んでいるが、突然目の前に巨大な月が現れてびっくりした。雨の影響で18分ぐらい遅れているらしい。単線は一度遅れると大変だよな。
▽1950七尾着。2000に七尾駅から歩き出し、2120「ほっとらんどNanao」着。一泊2520円也。露天風呂の真上に夏の大三角。夏もそろそろ終わりだなー。
▽車で10分って書いてあったので歩いても楽勝だと思ったが街灯も歩道もない山の中の道路だった。月明かりに照らされて銀色にほの輝く森の中を急ぎ脚で行軍。ってゆっか、車からそれを見てたドライバーもやだったろうな。真っ暗な山の中の道を人がひとり歩いてんの(笑)
▽2230フェリーの2等船室みたいなところで就寝。
■旅には『街道をゆく 甲州街道 長州路』と『街道をゆく 越前の諸道』を持ってきた。