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うさぎにブロッコリーの茎を与える。日常業務。やっと低気圧が去り、陽が戻ってきた。

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スーパーのビニール袋を下げた痩身の老人がひとり、ラブホテルの料金表示を凝視しながら、その入り口にずっと佇んでいる。道路に対し体は半身で、〈入ろうか、どうしようか〉と悩んでいるようにも見える。

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せっつんはニンジン、ブロッコリーの茎、レタスを食べた。

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吉村昭が死んでいる。79歳。吉村が私の視界に入ってきたのは『破獄』か『羆嵐』だったと思う。その硬質な描写力に驚いた。『羆嵐』に至っては、私は舞台の三毛別まで行って現地を見てきてしまった。そういう、こちらを〈いてもたってもいられないような気持ち〉にさせる文章を書く、数少ない作家だったと思う。まあ、吉村は多作だったこともあって、まだそんなには読みすすめていないのが救いだ。関係ないけど、もうひとり好きな三浦哲郎もそろそろやばそうだな。

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傷口が脈動とともに痛むという現象。不整脈の場合、痛みも変調子になるか？