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うさにニンジンを与える。日常業務。
引き続き『柳多留』。
「親戚が来ると赤子のふたを取」(p. 22)
江戸時代の幼児虐待。赤子はたいてい泣いてうるさいから桶に入れてフタを閉めておく。親戚が来たときだけフタを開けて誤魔かす。明和2年のコインロッカー・ベイビーズ。
「大いそハ欠落するにわるいところ」(p. 36)
そうですか。カケオチするならやっぱり真鶴でしょうな。
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せしせしはニンジン食べた。
■行き帰りに『誹風柳多留』(1)。前もちょっと書いたことがあるが、意味がわかるものの中にはそんなにおもしろいものはなく、わからないものの中に少しだけ、私が(私だけが?)おもしろく感じられるのがある。作者が意図したものじゃなく、230年経って4次元からひょっこり湧いてきたおもしろさ。