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うさぎと暮らす野鳥好き

▽「進撃の巨人」実写版ってのがあるのか……。
▽これ、キャストを日本人っでやっちゃったら、ミカサが東洋系だっていう設定がいれられなくなるんでは。逆にすればいいのか。彼女だけ西洋系っていうようにすれば。
▽ホントにそうやってた。水原希子だ。
▽でも最初のシーンから笑ってた。この監督ミカサを理解していない。ミカサは笑わない。笑えない。
▽なんか初っ端から三浦春馬とかピエール瀧とか出てきて、物語の世界が見えにくいな。……これは誰のせいでもないが。
▽水原は黙って突っ立ってる時にはわりとミカサに見えるんだが、驚いたり笑ったりしてて、ぜんぜんそれっぽくないな。ミカサはそーゆーキャラではない。
▽短くまとめなくてはいけない映画ゆえに状況設定を変えるのはしょうがないと思うけど、キャラクターの精神造形を変える意味はぜんぜんわからん。
▽うーむ。見るだに日本のアニメーションというのはホントに質が高いのだということがわかるという。
▽この世界には内燃機関があるのか。
▽シキシマって誰だよ。リヴァイはどこにいったんだ。
▽こんな目的外の単独行動できるはずないだろ。この女、即銃殺して前進しろよ。
▽あー、ミカサは2年間で笑えないヒトになったという設定なのか。つまり子供の頃の誘拐事件はない設定。
石原さとみをこういうエキセントリックなキャラで使うってのはシンゴジラでも見たが、うーん、どっちも大失敗じゃないの? まあ難しい役だとは思うが。
朴璐美の演技を下敷きにしてるようにみえる。朴璐美のハンジさんはよかったなあ。
▽あと20分か。しかし、ホントーにつまらんな、この映画。
▽誘拐事件がなければエレンとミカサの特別な関係、ミカサの生がエレンの存在というものに絶対的に依拠しているっていう構造がなくなるので、エレンが死んだことに対する完全な喪失感を描き出すことができない。
▽エレンが死んで自分を完全に喪失したあと、それでもエレンからもらった言葉を信じて立ち上がるミカサとか、重要なものを描かなくていいわけ? 観客はいったいなにに共感してなにに感動すればよいのか。
▽アルミンだって、ふたりに助けてもらってばかりいてなんの役目も果たせないダメな自分、みたいな思い込みをふたりの言葉から、そうじゃなくって3人は3人で支え合う関係を築けていたのだって捉え直して前進できるようになるシチュエーションとか、描かなくっていいわけ? エレンが持つ世界の大きい部分はアルミンからもらったものだとか。アルミンを失うことがエレンにとってどれだけ大きいことかがわからないだろ。
▽ダメだな、これは。
▽ピエールはなんで巨人のうなじにエレンがいることを知ってんの?
▽終わった。この時間にインターステラを見ればよかった、という感想。
▽物語というものはエピソードの集積だ。パーツを積み上げていって積み上げていって積み上げることで完全な物語が描ける。
▽こんなダメな映画「笑う大天使」以来だ。
▽ワシは「進撃」に特段の興味なく、youtubeをふらふらしてたらサシャの「半分どうぞ」のシーンが転がってて、それが興味深く、流れでアニメーションを見始めた。
▽59話(だっけ?)もあったから、多分全部はみないだろ、と思って見始めたものではあるが、よくできていてダレるところもまったくなく、一気に全話見てしまった。
▽それはやっぱり作りがすばらしかったからで、移入しやすいようによく考えてエピソードを繊細に積み上げている。実写版映画にはそれは一切なかった。
▽口直しで「映像研」(実写版)の壱話をみる。
▽moto3。この平松っていうアナウンサーやっぱ好きになれない。
▽アントネッリがクラッシュしてるのを、スズキじゃなかったから「よかった」って言った。
▽日本人じゃなかったからよかったの?
▽ワシの推しはQ2に進出したよ。そこまでだったが。
▽moto2。Q1。なにこれ、8台ぐらいクラッシュしてない? 全部単独だ。
▽なるほど。路面温度が急激に下がったのか。
▽解説の高橋裕紀はすごくいいな。朴訥だが丁寧だ。好き。