720
起床。
745
奥さんが仕事に行くのを見送る。
1020
仲のよさそうなティーンズがあるいている。男のほうは、グリーンの迷彩ジャケットを着ている。都会では都市迷彩を着ないと全然意味がないだろ。……ここが千葉だからなのか? そうなのか?
1038
ATMの前でカード引き渡し。というか、渡され。
1720
晴海の倉庫で作業中、IXY ditital Lを落としてコンクリートの固い床にぶつけてしまう。衝撃をうけたのは、カメラか私か? そりゃ、どっちもだ、とほほ。とりあえず壊れてはいない模様。
2107
満員電車の中、携帯でぷよぷよをやる女の子。白いざっくり編んだセーターに黒い革のミニスカート。後ろには白いトレンチ・コートのサラリーマン。サラリーマンはずっと女の子の携帯を覗き込んでいる。ずっとずっと覗きこんでいる。もう人生の真理が液晶の画面に映ってるって勢いで。
私にはみどりのぷよが連鎖で消えるところしかみえなかったが。
2301
とりあえず、「妄想日記」を(過去にさかのぼって)やめ、「β版θ波日記」にしてみる。
2027
職場は山手線の脇にあり、毎日線路際を歩いて通勤している。列車は少し高台を走っているので線路は土手のようになっている。その土手には周辺の住人が捨てた植物が繁茂していて、なかでも北側のへりにあったバラの背丈は私など優にこえており、いつもいくつかの淡いピンクの花をつけていた。おそらくただ捨てたのではなく、植えた人が面倒をみていたのかもしれない。
先日、土手南側の改装工事が始まり、ほとんどすべての植物はきれいさっぱりゴミとして処分された。いやな予感がした。案の定、北側の工事もほどなく始まり、今日、バラの姿が消えてしまっていることに気づいた。
剥き出しになった土手をみながら、同僚に〈私、あのバラ好きだったんだよね。心の支えだったといってもいいかもしれない〉、というと〈私もだ〉と答えた。