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うさぎと暮らす野鳥好き

nasu00012009-09-16

▽朝遅く起きて散歩。近くのエメラルドビーチを見物に行く。ほふーんって感じで帰ってきて、昨日とは違う日用品の店ですこし食料を調達。小さい村なのにフクギの防風林の中に商店がいろいろある。そうはいっても結構かつて住居だっただろう区画がずいぶん空き地になっている。そこに入り込んで、自分が住むのだったらというような家を想像してみる。
▽11時40分ぐらいが干潮のピークだというので、その時間の前後2時間ぐらいリーフの上をえんえん歩く。伊江島のタッチュウがすごく近く見える。リーフの上のタイドプールにはいろいろな生き物がいたが、なかでもシャコが結構いっぱいいて、ヒョロヒョロ泳ぎ回っていたのが印象的。あとは、クロサギとウミアッチャーのおじさんが同じ形で魚を狙っていたこととか。
タカラガイの兄弟。

▽ソデカラッパはすっごいかわいい。「あんぱるぬみだがーま」の歌で言えば「配膳係の〈ふのーらかん〉」。

▽私のコンバース(靴)はかかとの方がもう両足とも破れていて、砂とがそこから侵入したりして、あたりまえだがたんなる欠陥だと思っていたのだが(誰だってそう思うだろう)、リーフを歩く際にはそこが水の抜ける穴となり、有用な「機能」として作用することを知った。本当は旅行前に靴を買う予定だったのだが。
▽岸に戻ってきてアダンの木陰でお昼。しかし沖縄で食べるマグロの天ぷらはなんでいつもいつも超うまいのか。リーフから拾ってきた貝にヤドカリが入っていたことが発覚。入っていなそうなやつを拾ってきたのに、ヤドカリはなかなか住宅難にあるようだ。
▽その後備瀬崎あたりのイノーでシュノーケリングコンバースは履いたまま。
▽常にやる気のクロスズメダイ。みんな正面を向いて攻撃してくる。多分テリトリーっぽいものがあるのかもしれない。

▽ヤエヤマギンポ

▽一回宿に戻りシャワーを浴びたら16時過ぎ。
▽諸志の共同売店へ。「共同売店マップ作ってスタンプラリーやるといいんじゃない?」と思ったが、共同売店の冊子はすでにあるらしい。詳細不明。
▽その後おきなわ郷土村。半分ぐらい見てあとは明日へまわす。
▽17時30分ぐらいから水族館。トンガリサカタザメというネーミングがいい。サメとエイの中間型みたいな形。サメとエイの本質的違いというものはあるのか。

▽閉館までいて、瀬底へバイクで散歩。星を見ようかとちょっと脇に入り暗い中でバイクを止めたらそこは牛舎の前で、ずっと「ブィーーーーーーーーー」と鳴かれるので、それに負けて退散。
▽瀬底では来週だか再来週だかに豊年祭らしくその準備と練習をしていた。それをちょっと見学させてもらう。踊りの指導をしていたおじいに「八重山の民謡をちょっと習っている」といったら「八重山は訛っていて言葉がよくわからん」とのこと。練習していた曲は「上り口説」。「ぬぶいくどぅち」と読むんだと思うが瀬底のおじいは「くるち」と発音していた。「くどぅち?」「くるち」。
▽本部の居酒屋へ(2130)。まあバイクで来てるので飲まないけど。隣に座った本部人は「瀬底は訛ってる」と言っていた(笑)。指笛を習うが、音が出る気配すらない。あんまり息を吐きすぎて貧血になりそうだ。
▽宿に帰るとコンバースはもうほとんど乾いていた。通気性もすばらしいようだ。
▽冒頭の写真はミスジリュウキュウスズメダイ