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うさぎと暮らす野鳥好き

▽バイクで葉山のなんとか美術館へ。出発は920ぐらいか。
神奈川県立近代美術館 葉山。
▽3時間ぐらい?
▽125ccだとどこが通れてどこが通れないのかがよくわからん。こういう意味のないごちゃごちゃは一体どこから来るのか?
▽初ゲートブリッジ。カコイイ。がんばればこんなかっこいい造形もできる。トラスのかっこよさってある。
▽とりあえず森戸海岸近くの植物屋でローストビーフを食べる。
▽オーナー様が館長と友だちだとかで招待券をいただいてしまう。まことにありがとうございます。
カイ・フランク展。キルタ多めなのは、ショップでティーマを売るから説。
▽ガラスの色。暗色だったり、くすんでいたりするのは、昨今の北欧のイメージからは合わない気もする。彼らはわりあい明るい、彩度の高いものが好きそうなので。
▽でも、展示されていたフランク以前の、ある種ちょっと「民藝」ぽいものとのつながりを感じる。そういうものとの連続性を切らないようにしたのではないか、と思った。ものに歴史性をもたせるみたいなことかな、と。
▽フランクが日本で撮った写真も、なんか民藝っぽい。籠とか。時代的にはどうなんだっけ?
▽生活改善。ってアン・シャーリーが言ってなかったっけ? 村落改善か、あれは。生活を改善しようという空気が世界に満ちていた。
▽みた。じゃ帰るか。ロートビーフ食べて、カイ・フランクみただけだ。
▽うーん、ここは通っていいところなのかなああああ。
▽わからなすぎる。バイク用のナビタイムを買うしかないな、これは。
▽帰りに四角い皿について奥さまと話す。
▽日本では四角い皿もある。って展示に書いてあって、本当にそうか? と思った。
古伊万里とかで四角い皿があったかなあ。そりゃ探せばあるだろうけど、そんなにメジャーな存在だったか。
織部にはありそうだが、伝統的にはほとんどないのではないか。
▽骨董とかでもほとんど見たことないと思う。
▽四角い皿って、つまり秋刀魚のっけるやつのことなのではないか? 秋刀魚以下の魚は丸い5寸皿にのせればいいし、それより大きい魚は切り身にするだろう。
▽秋刀魚は江戸前ではとれない。
▽冷凍技術がすすむ前なら缶詰だろうし、だから秋刀魚皿が普及したのは戦後のことなのではないか、という仮説。
▽2140帰宅。
▽Anne of Green Gablesは1908年出版。Bauhausは1919年設立。民藝運動は1926年開始。カイ・フランクがアラビアで仕事を開始するのは1945年。