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うさぎと暮らす野鳥好き

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宿を出発。初めは本部の方に行こうかと思っていたが、取りやめて与勝半島のほうへ行ってみる。走る距離も減らせるし、のんびりできると思う。

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読谷やちむんの里へ。
Noborigama
登り窯。村に3基あると言う話だった。
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これがしっぽの方。今まさに火が入っている最中だった。
村を一周まわって、結局最初に見たところで深さのある平皿購入(帰った後に驚くのだが、ここで買った平皿と、壷屋で買ったマカイは同じ作家の同じ絵柄のものなのだった。買った時には全然まったく気づかなかった)。
ここで、沖縄人としゃべっていてなんとなく明らかになったことがあったのは、沖縄の人との意思疎通がいまいちうまくできない、意味がどうもうまく伝わってないなー、ということの原因は、私はただ言葉の問題だと初めは思っていたのだが、それはやっぱり違い、言葉も違うが、言葉がよってたつ思想が違うのだと、と。それでいまいちこちらがしゃべる言葉、向こうがしゃべる言葉もとどかない。沖縄の言葉自体はかなり共通語に似てきたが、思想自体はあまり変わっていないのだと思う。似たように見える言葉をしゃべっていても、おたがい違うことをしゃべっている。同じ場にいて、違う場を見ている。
天候は目まぐるしく変わる。次なる地へ出発しようか、とメットをかぶったとたん、スコール。1時間ほど雨宿りして雨と選挙カーが行き過ぎるのを待つ。

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与勝半島に向けて発進。

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勝連城趾着。
Katsuren site
昭和の中頃、フランスからエスカルゴを取り寄せてその養殖をしようとした男がいた。その計画は挫折し、エスカルゴたちはそこらへんに放たれた。それがそこここで繁殖している……という話を思いついたのだが、あたらず/とおからずだった。
擬人法の未来(2章参考) / アフリカマイマイ / チンナン

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勝連のてっぺんで、「あっちに行こう!」と浜比嘉島に行き先を変更(最初は伊計島に行こうと思っていた)。勝連見学終了。なんだか、まわりの木を取り払われた状態で、ここが御嶽だ、といわれてもなあとか思ったり。

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むいにー亭で昼食。コースランチ1500円×2。投票日はもう明日だというのに、まだそこらへんで一所懸命(違法の?)選挙ポスターを貼っているのを見て笑う。「大ヤ」とかただ赤い文字が書いてあるだけのもの。「サトル」とか。もしかしたら言いわけの作法があって、逮捕はされないのかもしれない。そして近くのビーチへ。レストランからビーチへ行くわずかな間に降られる。
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ビーチで濡れた服を乾かす。「ハブクラゲ注意報」とか役場にも書いてあったがここにも書いてある。黄色の「ス箱」というのがおいてある。中はカラだったが本当は酢が入っていて、たぶん刺された時にそれで洗うのだろう。海のきれいさは古宇利のほうが上だけど、こちらにはウニはいない。どどーん、と泳いで、今日の投宿先、那覇まで東海岸を走る。

1900
奥武山で1台バイクを返して、ホテルへ。チェックイン。

2000
タンデムで出発。北谷のあたりのハンビータウンへ向かう。出発した瞬間、またスコールが。15分ぐらい雨宿り。ここは夜にフリーマーケットをやっているはずだったのだが、雨で露天の店は全部撤退していた。しょーがないな、天気だけは。そこらへんで、揚物などを買ってほお張ってるとそれだけでお腹いっぱいになる。

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撤退。

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宿着。荷物を梱包し直す。

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★せっつんはニンジン、キャベツ、カブを食べた。日常業務は奥さんのお母さんが。植物にも水などを与えていただいた。